ネットバンク
ネットでお小遣いを稼ごうとして、お小遣いサイトでポイントを貯める努力を続けてきたならば、そのポイントを何らかの形で報酬として受け取って、やっと成果が出たと思えるでしょう。
報酬の形として、賞品や商品券などを郵送で届けてもらう場合もありますが、「現金」の形で報酬をもらえるのが一番嬉しい、という方も多いと思います。
現金を受け取る際、銀行振り込みという形になるのですが、その場合「ネットバンク（インターネット銀行、ネット口座、などともいう）」があると便利です。というより無いと不便です。
●ネットバンクとは？
ネットバンクとは、インターネット上の銀行です。店舗は存在せず、Webサイト上で、預金の残高照会、入出金照会、口座振込み、振り替えなどのサービスを利用できます。店舗やATMに足を運ばなくても、自宅や会社のパソコンから利用できるという利点があります。
また、店舗を持たない分、普通の銀行と比べて店舗経費や人件費が抑えられ、その分金利上乗せや手数料引き下げなどが期待できます。
口座を作るのも、たいていのネット銀行は簡単で、サイト上から申し込んで、後日書類が送られてきますので、身分証のコピーなど必要な書類を添えて返送するだけです。
完全にネット上の作業だけで口座開設が完了する銀行もあります。
なお、メガバンクなど、実店舗を持ちながらも、ネットでの運用に力を入れている銀行も多く、ネット銀行のように使う事も出来ます
●なぜ、ネットバンクが必要か？
ネットでお小遣い稼ぎをする上で、なぜ、ネット口座を持っていたほうがいいのか？
まず第一に、お小遣いサイトから現金を振り込んでもらう際にかかる手数料が、普通の銀行よりネットバンクのほうが安い場合が多いからです。
お小遣いサイトの一度の現金収入は小額です。小額の収入をコツコツ地道に貯めていく事になります。よって、たとえば一度の現金収入が1000円だとして、その振込み手数料が50円と200円では、長期的に考えるととても大きな差になってくるわけです。ネットバンクなら、振込み手数料無料となっているサイトもあります。また、現金振込みはネットバンクのみ、というサイトもありますので、そういうサイトに登録するにはネットバンクが不可欠となります。
その他、普段給料振込みなどに使っている口座とネット収入用の口座を一緒にしてしまうと、ネット収入がどのくらいの額なのか確認するのも面倒ですし、たくさんのサイトに、普段使う銀行口座を教えるのは不安、という気持ちの面もあると思います。
●ネットバンクを選ぶ基準
ネットバンクを選ぶ際、どの点を見るかですが、まずは口座維持費が無料である事。これはマストですね
次に、銀行の信頼度。大手の銀行にしておくのが無難だと思います
後は、ATM手数料、振込手数料、利用出来るATMの多さ、でしょうか
ATM手数料、振込手数料は、特定の条件を満たせば、ある程度の回数（無制限もあり）無料になるサービスを提供しているネット銀行が多いです。ほぼ全ての場合、預金残高が条件の一つになります。
利用できるATMは、セブン銀行ATMやローソン銀行ATMなど、コンビニで利用出来ると便利でしょう
金利の高さなども重要かも知れませんが、ここではお小遣いサイト等で稼いだお金を振り込むための銀行として紹介するので、0.1％程度の金利は考えない事とします
●以下、主なネット銀行です
【SBI新生銀行】
●ATM手数料・・・入金：0円 出金：110円（月5回まで無料） 無料回数：無制限
●振込手数料・・・自行：無料 他行：75円～214円（月1回まで無料） 無料回数：最大月50回まで
●利用できるATM・・・11種類
SBIグループ傘下の、勢いに乗っているネット銀行です
条件を満たさなくても、振込手数料は安めです
使えるATMの数も11種類と、ほとんどの種類が使えます（利用するATMによっては、手数料無料にならないので注意）
利用次第によっては、Tポイント、dポイント、nanacoポイントが貯まります
●ATM手数料・・・入金:110円 出金:110円（入出金、月2回までは無料） 無料回数:最大月20回まで
●振込手数料・・・三井住友信託銀行、住信SBIネット銀行宛て:無料 他行:77円（月1回までは無料） 無料回数:最大月20回まで
●利用できるATM・・・7種類
住信SBIネット銀行は、2007年9月、三井住友信託銀行とSBIホールディングスが共同出資して設立されたネット銀行です
振込手数料が業界トップクラスの安さです
取引に応じて現金やJALマイルに交換できるポイントが貯まります
【楽天銀行】
●ATM手数料・・・入金：3万円未満220円～275円、3万円以上無料 出金：220円～275円 無料回数：最大月7回まで
●振込手数料・・・自行：無料 他行：145円 無料回数：最大月3回まで
●利用できるATM・・・9種類
楽天グループのネットバンクです
国内トップクラスの口座数を誇ります
普段から楽天カードを使っていたり、楽天市場で買い物を良くする方は、楽天ポイントが多く貯まるなどお得な事が多くお勧めです
利用できるATMの種類は多く、ATM手数料は高めですが、楽天経済圏にいる方なら、ある程度の回数は無料に出来ます
【ソニー銀行】
●ATM手数料・・・入金:無料 出金:110円（月4回まで無料） 無料回数:無制限
●振込手数料・・・自行:無料 他行:110円（月1回まで無料） 無料回数:最大月11回まで
●利用できるATM・・・7種類
2001年開業の、老舗ネット銀行です
ATM利用料、振込手数料はネット銀行の中では最安の部類に入ります
利用できるATMの種類は7種類で、セブン銀行、ローソン銀行のATMが利用出来るので便利です
ソニー銀行の口座を開設すると、海外で便利な「Sony Bank WALLET」というVisaデビット機能付きキャッシュカードが発行されます
【paypay銀行】
●ATM手数料・・・入金及び出金:3万円未満165～330円（月1回までは無料） 3万円以上無料 無料回数:無制限
●振込手数料・・・自行及び三井住友銀行:無料 他行:145円 無料回数:最大月5回まで
●利用できるATM・・・6種類
2021年、ジャパンネット銀行は名前をpaypay銀行に変更しました
その名前の通り、paypayマネー（出金が可能なpaypay残高）への入出金の手数料が無料など、paypayと結びつきが強いです
ATM手数料無料の条件が、平均3000万円以上の預金残高、と厳しく、paypayを良く使う方以外にはあまりお得では無いかも知れません
ただし、3万円以上の入出金なら手数料無料なので、初めからまとまった金額の入出金しかしないつもりの方にはおススメです
セブン銀行ATM、ローソン銀行ATMではスマホアプリで入出金が出来ます
振込手数料は、平均3000万円以上の預金残高で月5回まで無料ですが、給与受取の口座に指定すれば、預金残高に関わらず月3回まで無料です
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